Updated: 2005/3/8
元々レーザーオーブン装置[都立大学阿知波研の装置を参考にして設計したもの]から改良りたもの.
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レーザーオーブンSWNT生成装置
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アルコール・CCVD装置
SWNTの評価にはラマン分光が必須となっており,マクロラマン分光装置をSWNT生成装置のとなりに自作[河野正道助手(現在九州大学助教授)を中心に都立大の片浦先生(現在産総研)のアドバイスを頂きながら立ち上げたものである.アルゴンイオンレーザー(波長488nm)を励起光とし,プラズマラインフィルターを通過後に試料に集光し,後方散乱のラマン光はノッチフィルターで励起光をカットして30cmのシングルモノクロメータ(Chromex 500is2-0419)に入れ,CCD(Andor DV401-FI)で検出している.
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ラマン分光装置
環境制御型のAFM/STMによってナノチューブの観察とともにハンドリングも目指している.
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環境制御型SPM装置
フラーレンや金属内包フラーレンの生成機構を追いかけたFT-ICR装置によって ナノチューブ前駆体クラスターを捕らえるべく実験を行っている.FT-ICR実験装置の基本設計はSmalleyグループのものとほとんどかわらず, レーザー蒸発と超音速膨張によって様々な固体材料のクラスターを生成し,クラスターイオンを6テスラの超電導磁石の中に数分間に渡って閉じこめ, 極めて高分解能の質量分析とトラップをしている間の化学反応やレーザー照射実験ができる.
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レーザー蒸発クラスターソース直接導入FT-ICR質量分析装置
現在のヘリウム量